研修2015-09-19
こんにちは。
先日、福利厚生の一環として「人格適応論を使ったコミュニケーション講座」を社内で開催しましたので、
その様子をご紹介します。
今回講座を開催したのは、弊社取締役の池永が心理カウンセラーとして活動しつつ、心の在り方への
学びを深めているのですが、学んできた中に、社内で共有・活用できる多くの事があるとのことで
月1回(全6回)の予定で学ぶこととなりました。
全6回のうち2回を終えましたが、ここまでがどんな内容だったかを簡単にご説明したいと思います。
この講座は、心理学理論である「人格適応論」の概念を基に「カウンセリングり理論」「コミュニケーション理論」
を組み合わせたもので、今まで以上に効果的なコミュニケーション方法を知り、実践していこうというものです。
基となる「人格適応論」とは、米国と欧州の交流分析協会の重鎮、V.ジョインズ博士とI.スチュアート博士
によって提唱された理論です。
カウンセリングの相談者のタイプを素早く見極め、より効果的なカウンセリングを行うために作られました。
人にはそれぞれ人格的特徴を有する6つの適応タイプがあり、タイプにあったコミュニケーション法を
選択することで関係を深めることができるという考方です。その理論をつかうと
・その人がどんな刺激(言動)を好むのか、
・どんな刺激(言動)がモチベーションになるのか、
・どんな伝え方をするとその人の頭や心の中にこちらの伝えたいことが伝わるのか、
・どう関わると人間関係が深まるのか、
などがわかります。
すなわちこの理論の活用により、相手との深い人間関係作りおよび相手をモチベートするポイントが
明らかになります。
この理論を活用することで「私」を知り、「人」との違いを知ることで、仕事や大切なひと日常における効
果的なコミュニケーションを実践していきましょう、という内容でした。
今までの2回の講座の中では、まず人には大きく分けて6つの適応タイプがあり、その特徴を知ること
「私」と「人」は違うということ、次に自分のタイプはどこにあてはまるかの自己分析を行いました。
世の中にはいろんな人がおりますが、自分とは性格や考え方が全く違うタイプの人との接し方でも、
この理論を使えば理解が容易になり、今まで自分が苦手だった人などとの接し方も変わってくるため、
その場に適したコミュニケーション方法を実践することができそうです。
参加したスタッフも、終始とても興味を持って話を聞いていたようです。
できましたら、この講座を通してスタッフの方達のコミュニケーションスキルや、お客様の満足度の向上に
少しでも繋がってもらえればと考えています。